Google Chrome について
2008/09/14 Sun [Edit]
有名ブロガー小飼 弾さんのブログ「404 Blog Not Found」の記事。
で、Safariについて。まず、cnetのパネリストがなんであれほど褒めるのかがいまいちよくわかりません。「速い」「きれい」とはいいますが、この二点に関しては Safari の方が上です。特に Chrome は今のところ Windows XP/Vista でしか動かないので Safari の美麗さが他を圧倒している感じです。ましてや普段は Mac 使いの私としては、「Chrome使う前にWindows使うのやめれ」と主張したくもなります。
フォントの美しさは格別、というよりMacではこれが当たり前でWindowsが醜すぎるだけなのだけど、全画面表示は出来ない。メニューの幅が狭いので通常のウィンドウ表示では広いのだけど、とにかく全画面表示がない。そもそもMac Userはウィンドウを画面いっぱいに拡大するってのがきらい(これは X window 系の人もそうだと思う)。それじゃ何のためのウィンドウなのかわからない。Windowsの最後のsって嘘つきもいいかげんにしろとよく思ったりする。
使っているOSの種類が2桁の小飼さんの話だけに、説得力があるか。GoogleはWindows版で試してみて、MacやLinux版はもっと完成度を上げないと太刀打ちできないとみているのか?それにしても、なぜChromeがWindowsで最初に出たのかを憶測してみると楽しい。「一番普及しているプラットフォーム」だからというより、「今では一番見劣りのするデスクトップ環境だけに、一番インパクトが与えられるのがそこだから」という理由なのではないか。Mac版やLinux版が出来ないわけがない(むしろFirefox Hackを見る限り、ブラウザーの開発難易度は Linux > Mac >>>> Windows という感じ)。しかし、これらのプラットフォームではChromeは「埋もれてしまう」。ブラウザーの進化と一緒にOSの進化も停滞したWindowsでこそ、ChromeはChromaticだ。
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